2022年9月12日(月)から16日(金)までの5日間、徳島大学TRP、高知工科大学RaSK、大阪公立大学COLOURS、愛知工業大学ASTRON、和歌山大学WSPの5団体で加太共同実験を行いました。
    今回も、実験期間中の検温や、屋外での作業以外はマスク着用を徹底するなど、感染症対策を十分に行ったうえでの実施となりました。実験では、TRPはハイブリッドロケットを2機、RaSKはハイブリッドロケットを2機、COLOURSはモデルロケットを1機、ASTRONはハイブリットロケットを1機、WSPはハイブリットロケット1機を打ち上げる予定でした:ロケット:

     

    9月12日(月) 実験1日目

    実験初日は全員で協力して会場の設営とランチャーの組み立てを行いました。

     
    RaSK GS-11
    TRP Gemini

    9月14日(水) 実験3日目

    実験3日目はWSPのwspaceX-1とCOLOURSのモデルロケット千草を打ち上げる予定でした。WSPは点火シーケンスにおいてランチステムが機体から抜けてしまったため打ち上げを中止、COLOURSは現地審査が通らず打ち上げを中止という結果となりました。

     

    WSP wspaceX-1
    COLOURS 千草

    9月15日(木) 実験4日目


    実験初日から晴天が続く中、実験4日目になりました。この日の打ち上げはASTRONのDarwinⅱとTRPのLeoを予定していました。結果は、ASTRONの機体が現地審査に通らず打ち上げを中止し、TRPの機体は打ち上げに成功しました。また、2日目にガスのリークが発覚したRaSKの問題が解決したため日程を変更しGS-Xを13:00頃に打ち上げました。

     

     

    ASTRON Darwinⅱ

    TRP Leo

    RaSK GS-X

    9月16日(金) 実験5日目


    ここまで順調に実験を進めてきましたが、台風が近づいていることもあり一部の団体がこの日に帰ることになってしまいました。この日はRaSKが打ち上げる予定でしたが前日に打ち上げた機体の捜索が終わっていなかったことと、台風により高知に戻るためGS-11の打ち上げを中止しました。また、WSPの電装部のトラブルが解決したため打ち上げ準備を行い、12:00頃に無事打ち上げに成功しました。

     

    今回の実験は参加者が多かったため全体作業を分担して進めることができました。また。大きな事故なく実験を終了できことは監督してくださった和歌山大学・秋山先生や加太地域の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。